県西地区の小林市には、約70ヶ所もの湧水地があり「名水のまち」と呼ばれています。
その豊富な湧水を利用し、県水産試験場小林分場では約30年も前から
養殖用チョウザメの飼育に取り組んできました。
試験場の皆さんが大切に飼育されてきたチョウザメを使った
ご当地お弁当の第一弾がこのほど誕生しました!
その名も『小林 チョウザメ 炙り(あぶり)ちらし』
酢飯の上にあぶったシロチョウザメとシベリアチョウザメの2種類の
白身肉が乗り、ヘベスやかば焼きのたれをかけて食する
鶏の唐揚げや卵焼きなども入ったお弁当で、価格は880円。
10月30日から、弁当のくま扇さん・市場食堂(きりしま食品)さんの
2店舗で販売されています。
あっさりした上品な味わいで淡白ながらコラーゲンたっぷり。
とても珍しいのでぜひ一度ご賞味されてみませんか?
市ではより多くの方に知ってもらいたいと市役所入口すぐ右側に水槽を設置、
詳しい解説も表示され、現在7匹のチョウザメを見ることができます。
また、玄関には鑑賞用の池もあり約40匹が放たれています。
庁舎1Fの総合案内で無料のエサをもらいエサやり体験もできます。
池には水槽で大きくなったコが引っ越ししてきます。
お子様にはとても楽しい体験になると思います。
県西地区へお越しの際は、ぜひ小林市役所へ足を延ばしてみてください。
ちなみにチョウザメは、見た目はサメに似ているかもしれませんが、サメではなく歯もありません。
体の側面のウロコ部分の模様が白いモンシロチョウのような柄に似ていることから
「チョウザメ」と呼ばれるようになったのです。
世界三大珍味のキャビアがこのチョウザメのたまごです。