宮崎県の佐土原町には「鯨(くじら)ようかん」というお菓子があります。
(佐土原町出身の方なら多分皆さんご存知だと思います
)
このお菓子は米の粉を練ったもちを、あんこで両側からサンドイッチ状に挟んで、鯨の形に似せて作られた蒸し菓子です。
あんは甘すぎず、もちはかすかに塩味がきいて、とてもおいしいです。
鯨ようかんは日持ちがしないため、「菓子の刺身」と呼ばれてるそうです。
実際、買った当日か遅くても翌日までに食べるのがベストだと個人的に思います。
鯨ようかんの歴史は古く、江戸時代、薩摩支藩の佐土原藩主の母が、世継ぎ争いの混乱の中、「息子と藩が大海で泳ぐ鯨のように力強くたくましく育って欲しい」との願いを込めて、鯨に似せたようかんを作らせたのが始まりな様です。
鯨ようかんは佐土原町内のお菓子屋さんか、宮崎空港でもお土産として販売してるようです。
機会がありましたらぜひ一度、ご賞味下さい
2014-03-06 14:50
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
コメント 0